Log of a Hypocrite

偽善者

無い物ねだりと諦め

自分はサークルや部活というような一般的な大学生が参加しているようなコミュニティに一切参加していない。当然のことながら、学生で集まる飲み会というものに参加したことがない。それが下らないのは自明レベルでわかっていても、その下らなさを身をもって知りたい。下らなさを納得したい。そして学生の飲み会そのものに諦めを覚えたい。もうそれ以降思いを巡らせたくない――。

 

サークルの飲み会とか友達とか恋人とかサークルの合宿とか、およそ自分が知らずに過ぎ去ってゆくであろうものは無数に存在する。だいたいそういうものは下らないのだろう(強がりだ)。本読んでた方が楽しいし(強がりだ)。

しかし実際それがどういうものなのか気になる。一応自分も同じ人間であり同じ学生という身分なのだから。コンプレックスとまでは言わないが近しいものがある気がする。現実問題としてそれに向けた努力を一切していないので無い物ねだりであることは重々承知だが、その下らなさを知っていないと、身をもって実感してみないとダメじゃないかという義務感はいったいどうしたものか。どうにもならないけどね。手に入らないものを求めるから苦しい。なんとかしてそういったことに対する思いを諦めたい。決別したい。

 

実際に概念にコミットしてみるとか無理矢理納得するとか方法はともかく、諦めや決別で自身の外堀を埋めていけばいくほど人生はソリッドになり、生き辛さは和らぐのではないかと思った。